最新のレビューはこちらです。
今回は、
自作アプリの転送と、
カメラ機能(詳細情報)について。
なお、レビュー1,2は以下からどうぞ。
moverio BT-300 レビュー1(全体簡易レビュー)
http://miries.exblog.jp/26418956/moverio BT-300 レビュー2(メガネとミュートタップ)
http://miries.exblog.jp/26423659/・
自作アプリの転送すでに、AndroidStudioでテストアプリを作っており、先日手に入れた、nuu X4でも動作テストしたが、Androidは、ADB Interface ドライバさえあれば、何とかなる。
中華タブレットも、自分でプロファイル作って無理やり転送できるようにしたし、大丈夫だろ。
と思っていたが、ちと面倒だった。
nuu X4は、PCと接続しただけで、ドライバーのインストールが完了したのだが、
moverio BT-300は、「
ドライバーが見つかりませんでした」だと。
Androidでは異端のIntelを使用しているからか。
moverioの開発者サイトに登録すると、pdfのガイドを読め、とのこと。
で、ガイドを見ると、intelのサイトから、ダウンロードしろ、と。
Intelのサイトも、直接的なメニュー項目がないので、探し回る。
と言う人が、他にも居たら可哀想なので、直リンク。
https://software.intel.com/en-us/protected-download/385047/494732ここで、同意(一番下)して、ドライバーをダウンロードすべし。
ドライバーを入れたいだけなのに、他にも色々Intel製の何かのインストールを求められる。
最初の Android USB ドライバー以外を拒否ったら、動かなかったので、全部インストールしたら動いた。
そのためのドライバーなんだから、せめてインストールを1つにまとめとけ、ボケ。
というわけで、これを入れれば、無事に AndroidStudioの転送メニューに moverio が出てきて、自作アプリが転送できるようになる。
moverio固有の機能を使わないなら、特に専用SDKをセットする必要はないようだ。
portrait(縦画面)設定のアプリを起動すると、無理やり縦に表示された。(左右に空白が出る)
landscape(横画面)設定のアプリだと、キッチリ、フルスクリーンで表示された。
うむ、ドライバー以外は、なんの問題もなかったな。
・
カメラ機能さて、問題は、このカメラ機能である。
(そのために、自作アプリが絡んでくるのだ)
moverioのプリンストールの中に、カメラアプリがある。
今日、テストの一環で、試しにカメラで撮影を行ったんだが…画像が青い!
ついでに、動画も青い!
moverio でプレビューしながらの撮影だが、プレビューからして青い。
撮影データをPCに転送しても、やっぱり青い。
うっすらとシアンが乗っている感じ。
なんだこれは!これはねーわ!というくらい変な色味。
それもそのはず、夜だったので、蛍光灯の光の下で撮影したからだ。
確か、蛍光灯だと青っぽくなったはず…。
ホワイトバランスを調整すればいいだけじゃん!
…。
…。
なんだ、このアプリ…ホワイトバランスがねぇぞ…。
プリンストールのカメラで、色々な設定を探し出した結果、見つけたのは以下の通り。
・撮影ボタン
・撮影用のガイドグリッドON/OFF
・セルフタイマー
・プレビューエリアをタップすると、その場所に露出を合わせる
基本これだけ。
さらに、コントロールBOXの十字パッドで、
・左を押す:動画/静止画切り替え
・右を押す:ギャラリー呼び出し
動画/静止画の切り替えメニューを出すと、右上に見覚えのある歯車(設定ボタン)が出現。
しかし、あったのは、
・解像度の設定
・露出の自動/手動切り替え
だけである。
まだまだ隠しメニューがあるはずだ!と色々いじったが、発見できる気配なし。
まさか…。
そもそも、ホワイトバランスの設定自体が無いんじゃ…。
moverio app store にも、単純なカメラアプリが無い…。
というわけで、自作アプリの出番なわけです。
このアプリ、デバッグ用に、端末の基本情報をログとして出力します。
それによると…。
・
Refresh Rate 32 fps
・
Density DPI 1.0倍 / 160ピクセル
・
フォーカス なし
・
フラッシュ なし
・
ホワイトバランス auto
(自動) incandescent
(白熱電球) fluorescent
(蛍光灯) warm-fluorescent
(暖色蛍光灯) daylight
(晴れの日) cloudy-daylight
(曇りの日) shade
(日陰) twilight
(夕方)・
シーン auto
(自動) action
(動作) portrait
(人物) landscape
(遠景) night
(夜景) night-portrait
(夜の人物) fireworks
(花火) sports
(スポーツ) barcode
(バーコード)・
カラーエフェクト none
(なし) mono
(モノクロ) negative
(ネガ反転) sepia
(セピアカラー)色々あるじゃーん!!
なんでこれが、カメラで選べないの!?
ホワイトバランスとシーン選択って、かなり重要だと思うんだけど!
以前の自作アプリで、これらを実装しているので、
もしかしてコレだけで、moverio app storeに載せられるんじゃ(笑
まあ、それより、個人的に気になったのが、リフレッシュレートが、32 fpsってところ。
ドコモの F-10Dでは、60FPSなんだよね。
画面の更新頻度が、32fpsなので、仮に 60fpsで描き変え出来たとしても、半分は無駄ってことになるね。
ちなみに、撮影した画像/動画が青くなる (おそらく、ホワイトバランス適用で直る)は、
2回目のmoverio サポートに問い合わせ中。
解決方法が分かったら、追記します。
※カメラの詳細機能のうち、ホワイトバランスとシーンについては、デベロッパーズガイドに記載されていました。(カラーエフェクトについては記載なし)
---- 追記1
回答が来ました。
購入時に、カメラ部分には、青色の保護シートが張ってあるので、それ剥がしてないんじゃね?
↓
ま っ た く そ の と お り!たぶんこれを剥がせば大丈夫なハズ(まだ剥がしてない)
ただ、プリインストールされているカメラアプリについて、ホワイトバランスの切り替えやシーンの切り替えは、現状、操作できないらしいです。
こ、これは、普通のカメラアプリを作るだけで、MoverioAppStoreでの需要が増えるのでは!!